生物の理論研究会
生物理論の前後左右(仮)
「数理と実験の接点を求めて」



日時:2008年 3/6〜3/8

場所:神戸セミナーハウス



Bio-Physics、System Biology、Quantitative Biology 等という言葉がそれなりに市民権を得てきたかのように思われる今日この頃、逆にそのかつての新鮮さが陰を潜めた感がありますが、それが学術の成熟というものであり、そうなってからこそ地道に少しづつながらも本質的な理解がすすむ、という事かもしれません。なにはともあれ、似たような興味を抱く研究者が増加し、その膨張に応じて各多方面への専門化が進み、考え方、立場が多様化しながら、当初考えられなかったような事実、思想が生まれるというのは、あらゆる学問分野に普遍的な事であり、この分野もそのような時期にあるのでは、と思われます。

今回は、上記分野を「立ち上げた」世代から少々離れた世代の研究者方々から話題を提供頂き、今ホットなトピック、これから重要になると考えられるトピックに関する考察から、生物(理論、実験)研究に対する態度、考え方といった事まで、多角的な視点、軸から議論を試みてみたいと思います。生命の理解に向け前面にある問題、後に残してきた問題に対し、左に何を従えて、右手に何を持って切り込んでいくのか。また従来の研究から未来を見渡して、変えていくべきも、保守すべきものは何であろうか。様々な方にご参加頂き、活発な議論を期待してます。


発表形式: 招待講演 90分 (8) + ポスター発表


スケジュール(予定:2泊3日)

1日目(3/6)
2日目 (3/7)

3日目 (3/8)