ホーム    研究・興味    メンバー    研究業績    卒論・修論について  



本グループでは、分子・細胞の生物学系およびネコ・ヒトの医療系の諸現象に対し、数理モデルの構築実験データの統計的解析等、様々な手法を用いて研究をしています。現在は特に以下の項目について、本専攻内や学外の実験系研究室の方々よりご協力を頂きながら、研究を進行しています。勿論対象は以下のものだけにとらわれる必要はなく、数理的知識をバックグラウンドに広く自然を眺め、新しい面白い話題を常に幅広く模索しています。

   最近発表した研究の概要についてはこちらから
  • 核内分子動態と遺伝子制御に関する研究 : 生物の細胞核内でダイナミックに起きているDNA及び染色体のダイナミックな構造形成と、それが制御する遺伝子の転写過程の動態について、ウニや哺乳類細胞等に対する実験、データ解析、数理モデルを用いて研究しています。

  • 多細胞生物の形態形成に関する研究 : 多細胞生物の形態形成を制御する、個々の細胞内の遺伝子・シグナル伝達ネットワーク及び細胞間の化学的・力学的相互作用の構造・動態、それによって生じるによる機能性について、ウニやほ乳類細胞を対象に実験、画像解析、データ解析、力学系的手法を用いた多細胞系の数理モデルを用いて研究しています。

  • (ヒト)医療系データ等の解析 : 実験データ及び公共の生物・医学的大規模データベース上のデータの解析より、医療診断手法の開発や、疾患原因の推定等を研究しています。

  • 数理と分子・細胞生物学的な実験による基礎獣医学(基礎ネコ医学)研究 : 培養細胞を用いた実験と公共データの解析より、ネコの獣医療と福祉の基盤となるような基礎的な研究を進めています。