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広島複素解析セミナー
Hiroshima Complex Analysis Seminar


2014年度

特別セミナー: フックス型方程式の幾何 workshop

日時: 12月5日(金)- 12月6日(土)
場所: 広島大学理学部 B707教室

講演者: 岡田 靖則 氏 (千葉大学)
題目: coupling 方程式と南雲型ノルムについて I,II

講演者: 神本 晋吾 氏 (京都大学)
題目: Alien calculusについて I,II

講演者: 廣惠 一希 氏 (城西大学)
題目: 局所フーリエ変換とブローアップについて I,II

プログラム
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第3回

日時: 9月10日(水)15:00 - 16:00
場所: 広島大学理学部B棟702教室
講演者: 日比野 正樹 氏 (名城大学)
題目: 複素解析的微分方程式における発散羃級数解の総和可能性について
要旨:
    複素変数の微分方程式において,その発散羃級数解が得られたとき,次に来る問題の1つとして,その発散解の (k-) 総和可能性の問題があります.
    本講演では,この問題について,まず常微分方程式論における主要な結果を紹介します.次に,Lutz-Miyake-Schäfke による熱方程式に対する結果を紹介するとともに常微分方程式と偏微分方程式の違いについて触れ,最後に講演者がこれまで研究してきた羃零型偏微分方程式に対する幾つかの結果について説明します.


第2回

日時: 7月18日(金)15:00 - 16:00
場所: 広島大学理学部B棟707教室
講演者: 廣瀬 三平 氏 (芝浦工業大学)
題目: 偏微分方程式系に対する完全WKB解析と普遍開折
要旨:
    Borel総和法に基づいたWKB法である完全WKB解析は,これまで主に常微分方程式に対して議論されてきた.本講演では,偏微分方程式系に対する完全WKB解析について述べる.特に,
1) 高階方程式であるBNR方程式において現れる新しいStokes曲線と偏微分方程式系であるPearcey系のStokes曲面との関係
2) 偏微分方程式系の変わり点集合のカスプにおけるPearcey系への変換論
3) この変換論と普遍開折との関係
について説明する.


第1回

日時: 7月2日(水)15:00 - 16:00
場所: 広島大学理学部B棟702教室
講演者: 山澤 浩司 氏 (芝浦工業大学)
題目: qアナログにおけるBriot-Bouquet型方程式の正則解と特異解について
要旨:
    1990年にGérard-Taharaは非線形1階偏微分方程式に対してBriot-Bouquet型方程式の定義を与えた.そしてある特異性をもつ関数空間における解すべての構成を行なった.今回の講演では,その方程式をq離散化した方程式に対して正則解と同様の特異性を持つ解の存在について話しをする.


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世話人

阿部 誠 (広島大総科)
佐々木 良勝 (広島大理)
下村 哲 (広島大教育)
滝本 和広 (広島大理)
平田 賢太郎 (広島大理)
水田 義弘 (広島工業大)
吉野 正史 (広島大理)

問い合わせ先

佐々木 良勝 sasakiyo@hiroshima-u.ac.jp


Last update: December 4, 2014

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