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広島複素解析セミナー
Hiroshima Complex Analysis Seminar


2023年度

第3回

日時 : 12月8日(金)16:30 - 17:30
場所 : Microsoft Teams を用いたオンライン開催
講演者: 市延 邦夫 氏(愛知教育大学)
題目 : k-summability of the formal solution of inhomogeneous non-Kowalevskian equations
要旨 :
We consider the Cauchy problem for inhomogeneous non-Kowalevskian partial differential equations, where the inhomogeneous term is a formal power series with respect to t. We show that a necessary and sufficient condition for the summable formal solution is given by the property of the summability of the inhomogeneous term and a global exponential growth condition with respect to x for its sum. Moreover, the integral representation with a kernel function of the sum of the formal solution is given.


第2回

日時 : 11月10日(金)16:30 - 17:30
場所 : 広島大学理学部B棟707教室(対面開催)
講演者: 稲山 貴大 氏(東京理科大学)
題目 : L^2拡張定理から見た劣調和関数、多重劣調和関数、多重調和関数
要旨 :
近年大沢竹腰のL^2拡張定理に基づく多重劣調和関数の特徴付けが盛んに研究されている。 本講演ではそれらの進展を紹介しつつ、講演者が得た結果、 具体的には最良L^2拡張定理に基づいた多重劣調和関数の定量的な特徴付けや多重調和関数の新たな特徴付けに関する結果について説明する。


第1回(広島数理解析セミナーとの共催)

日時 : 7月7日(金)16:30 - 17:30
場所 : ハイブリッド型開催(広島大学理学部 E211 における対面開催および Microsoft Teams を用いたオンライン開催の併用)
講演者: 田川 智也 氏 (東京大学)
題目 : A Rellich type theorem for the generalized oscillator
要旨 :
調和振動子を一般化した空間遠方で正の無限大に発散するポテンシャルを持つシュレーディンガー作用素について考察する。
本講演では、このシュレーディンガー作用素のL^2固有関数および一般化固有関数の空間遠方での指数型の漸近挙動に関する結果を紹介する。
固有関数の解析にはIto-Skibstedにより考案された交換子の方法を用いる。


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世話人

神本晋吾 (広島大理)
佐々木 良勝 (近畿大工)
下村 哲 (広島大教育)
滝本 和広 (広島大理)
平田 賢太郎 (広島大理)


Last update: November 1, 2023

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